「けえべん」の愛称と共に親しまれた地域の交通の歴史を伝えます。かつて岡山市内で運行された「西大寺鐡道」の記念館が、本社があった岡山市東区に2月19日にオープンしました。

◆1962年まで地域の足として活躍

地元の西大寺小学校の6年生や、「西大寺鐡道」の流れをくむ岡山市の両備グループの関係者がオープニングを祝いました。

「西大寺鐡道」は115年前の1911年に開業し、当時、海運などで栄えた東区西大寺から岡山の中心部まで、11.5キロを結んでいました。通常の鉄道と比べてレールとレールの間の幅が狭く、車両が小さい軽便鉄道で、役目を終えるまで約50年間、「けえべん」の愛称で親しまれました。

◆記念館は西大寺鐡道の本社跡

(松島直輝アナウンサー)
「オープンした鉄道記念館では当時の切符や運行表、さらには当時の路線を再現したジオラマなども置かれ西大寺鐡道が地域と共に歩んできた歴史を感じることができる」

記念館はかつて本社として使われていた建物で、一般の人が入ることができなかった社長室も再現されました。中には金庫なども置かれ、当時の雰囲気を味わうことができます。

◆2月20日~22日は予約なしで入場可能

(西大寺鐡道記念館 小嶋光信館長)
「昔こんな小さな本社の中で地域の足を「けえべん」が守っていた。その姿が建物の中に凝縮されているのでぜひそれを見てもらいたい。今後とも西大寺が発展していくように一つのモニュメントになってもらえたらありがたい」

この記念館は事前予約制で入場は無料。2月20日から22日までは特別に予約なしで入場ができます

岡山放送
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