「生きた化石」カブトガニの繁殖地として知られる笠岡市。新年度、カブトガニをテーマに、新たなプロジェクトをスタートさせる方針を示しました。
(笠岡市 栗尾典子市長)
「カブトガニは、笠岡市の自然環境の健全性を示す重要な指針となっている。笠岡市ではこのカブトガニをシンボルと位置づけ、自然環境の保全と地域の価値の向上を両立させるまちづくりを推進していく」
笠岡市の栗尾市長は会見でこのように説明し、新年度に「カブトガニ未来創生プロジェクト」をスタートさせる方針を示しました。大昔から姿を変えず「生きた化石」と呼ばれるカブトガニ。現在は絶滅危惧種となっています。
市内にある繁殖地は国の天然記念物に指定されていて、市は保護活動を続けています。プロジェクトでは、カブトガニが生息する全国の自治体に呼びかけて環境サミットを開いたり、カブトガニに関する商品開発などを行います。
また市の政策部をプロジェクトリーダーとして市長が直轄する組織をつくり、様々な施策を進めることにしています。市はプロジェクトの関連費用として新年度の当初予算案に約2000万円を計上しました。