18日、第2次高市内閣が発足しました。

自民党が衆議院選挙で掲げた政策の内、注目されるものの1つが、「2年間食料品の消費税ゼロ」という減税案です。

高市総理は選挙前に消費税の減税については「国民会議に諮る」としていましたが、実現できるのでしょうか。

関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した橋下さんは「まずは『やってみる』が大切」と提案。

「やって問題があったら、次の選挙で審判を下すという形に日本の政治が変わってほしい」と持論を展開しました。

■消費税減税は「まずはやってみる」が大切

消費税減税について、18日の会見では高市総理は「給付つき税額控除実施までの2年間に限ったつなぎ、特例公債(国債)に頼ることなく、諸課題に関する検討を加速し、野党の皆さまからのご協力が得られれば、夏前には中間取りまとめを行い、税制改正関連法案の提出を目指す」と述べています。

これに関して橋下さんは「まずは『やってみる』が大切」だと話します。

【橋下徹さん】「消費税の減税は、財務省だけじゃなくて、きょうの新聞もIMF(国際通貨基金)という国際機関の方も、『やるべきじゃない』とか言っています。

ただIMFは、大体財務省の出向者も多いから、財務省の声が反映してるというような意見もあります。

ただIMFも国際機関も含めて、とにかく経済学者エコノミストの8割ぐらいが反対なんです、消費税の減税

今までの政治はやるかどうかの前に、ものすごい議論があって、そこで『やめとこう』となってしまった。

これからの政治は、『まずやる』。だってやれるんだから。(自民党が大幅に議席を伸ばしたことで)

やって問題があったら、次の選挙で審判を下すっていうね。もうガラッと政治のあり方が変わってほしいなと僕は思います」

高市総理は消費税減税について、制度設計を「国民会議」を開いて議論し、夏までに示す考えです。

橋下さんは、自民党が単独で衆議院の議席の3分の2を占めたことから、「与党でさっさと案をつくればいい」と提案しました。

【橋下徹さん】「国民会議なんてかけなくても、自民党が案を出せるんですよ。高市さんが国民会議と言ったのは少数与党だったから。

野党を引き込まないと物事が進まなかったから『国民会議を作ります』と言ったんですけど、与党がここまでの数あるから、与党で案作りゃいいんですよ。さっさと。

消費税については、今までも『下げられない』と。誰も下げることをやらなかったんで。1回やってみて、本当にデメリットがあるんだったらまた元に戻せばいいんでね」

■「やってみて修正」がこれからの政治のあり方

橋下さんは、政策を実行してから問題があれば修正するというアプローチの重要性を、自らの経験から語っています。

【橋下徹さん】「政治家はやってみて。僕らも意識を変えて、やってみて『これまずいな』と思ったら修正と。

これ特区民泊がそうですよ。僕の失敗例。失敗例というか、やってみて、あれで大阪は民泊が増えて外国人観光客受け入れられたってことは事実なんですけど。

ちょっと行き過ぎたところがあったから、今修正かけてるでしょ。やらなかったら、大阪に民泊ゼロの状態だったんですよ。やってみて、修正、やってみて、修正というのが、動く政治」

■消費税減税のキーパーソンは「片山さつき財務相」

今まで実現できなかった消費税減税が、今では活発に議論されている理由として、橋下さんは「一番のキーパーソンは片山さつき財務相」と指摘します。

【橋下徹さん】「今の財務省の幹部たちは、片山さんの5つ後輩ぐらいなのかな。財務省の事務次官というトップも片山さんの後輩なんですよ。

本気の議論をやって、財務省の方が今までは政治家に対しては、抑え込むことができたのに、片山さんにはそれができない。

だからその理屈のところは、賛否両論いろいろあるところまできたから、今『やってみようよ』っていう雰囲気になってる。やって決着つけようよと」

さらに消費税減税の財源について、橋下さんは「上げなくても僕はいけると思う」と述べました。

【橋下徹さん】「このまま税収が伸びていけば、『上振れ分』と。あと、もういろんな改革、もう国も地方も無駄がいっぱいあるから(まかなえる)。

例えば所得制限なく大金持ちにも教育費無償にするんですよ。そんなんいらないじゃないですか。もうお金持ってる人には、『その教育費を負担してね』でいいんじゃないですか」

橋下さんは最後に「人間は神様でも何でもないので、100%完璧ってないから、やってみて問題だったら修正かけるっていう、そういう日本の国にしないと前に進まない。僕らも失敗を恐れて、学者なんかも失敗を恐れて、『やるな、やるな、やるな』となるんですけど、あとは有権者の判断ですけどね。『やってみて修正』僕は、そっちの方に向かうべきだと思います」と締めくくりました。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年2月19日放送)

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