日本維新の会の吉村代表は、きょう(19日)の取材対応で、公約として掲げている「衆議院の議員定数削減」について、「“比例1割削減”が本筋の案」と述べ、去年の臨時国会で提出した「小選挙区25・比例20削減」の案を再び見直して、「比例だけで1割削減」を改めて目指す考えを示しました。
■「『比例の1割削減』これが本筋なんだろうと思っています」
吉村代表は衆議院の議員定数の削減について、当初維新が示していた「比例で1割削減」案を野党との協議を経て「小選挙区で25議席・比例で20議席を削減」という案を去年の臨時国会に提出したことから「比例だけで1割削減が本筋」という考えを示しました。
【吉村代表】「これからまず自民・維新でしっかりと協議を詰めるということになると思いますが、当初は『比例の1割削減』ということで提案いたしました。
僕はこれが本筋なんだろうと思っています。
ただその後、自民党と協議の中で、また公明党であったり、立憲民主であったりと意見を組み込んで。
『小選挙区25・比例20』というものに、自民として、そちらの方を優先したいという案になったので、われわれもそれを了承いたしました。
ただ僕は本質は比例だと思っていますので。
そういったことも含めて1割削減ということは、ある意味もともとの本筋の案っていうのが、僕は筋なんだろうというふうに考えています」
■「自民党との協議がありますから、これからだと」
その上で、「自民党と協議をする」と述べつつ、「『小選挙区25・比例20削減』案は、公明や立憲の意見を踏まえて修正したが、翌日から反対され、修正の意味はなかった」として「比例1割削減」を再び提案したい意向を明かしました。
【吉村代表】「自民党との協議がありますから、これからだということになります。
前回の案については解散によって廃案になりましたから、その案が残っているわけではないという状況になっています。
また自民も維新も衆院の1割削減ということを公約に掲げていますので、ある意味そこがスタートになると思いますから。
僕は当初掲げた『比例の1割削減』。これが筋なんだろうと考えています」
■「修正した意味はほとんどなかった。ならば本筋に戻って『比例1割削減』が筋」
(Q.高市総理とも話した?)
【吉村代表】「考え方を述べました。詳細な反応は控えたいと思いますけれども、定数削減案を作る担当同士が決まっていますので、そこはしっかり詰めていきましょうということです」
(Q.新たに案をつくるということ?)
【吉村代表】「新たに作るっていうことではないと思いますが、(前回の案は)修正をいたしましたので。
それは自民党との協議の中で、公明党の意見であったり、立憲民主党の意見を受けて、もともと『比例1割削減』だった案を『小選挙区25・比例20』にいたしました。
ただ修正しても、もうその翌日から反対だということでしたから、賛成するのは、なかなか難しいんだろうなと。
修正した意味はほとんどなかったんだろうなと私は感じています。
であるならば本筋に戻って、『比例1割削減』が僕は筋だと思ってますので、そういったことをもとに協議をしていければと考えています」
■去年の臨時国会で提出 与党の「議員定数削減法案」とは
去年の臨時国会で自民と維新の与党は、衆議院の議員定数について現在の465人から1割を目標に削減するという法案を提出。
この法案では、削減方法を与野党で協議するものの、結論が出ずに1年経った場合には、「小選挙区で25人、比例で20人削減する」と規定されていました。