福岡県では12週連続でインフルエンザ警報が発表されています。

福岡市内の小中学校では学級閉鎖が相次ぎ、思わぬ影響も出ています。

福岡県内で猛威をふるうインフルエンザ。

県によりますと、2月2日からの1週間のインフルエンザの感染者は1定点医療機関あたり46.83人と前の週と比べて1.53倍に増加しました。

年明けからインフルエンザの感染者は増加傾向にあり、県は12週連続で「警報レベル」となっています。

18日朝、福岡市の「おだこどもアレルギークリニック」を訪ねてみると…。

◆保護者
「インターネットで嘔吐から始まるというのも見ていたので、インフルエンザかなと思って、検査してもらいました」

◆保護者
「高熱が出ているのと下痢の症状があるので、幼稚園でもインフルエンザがはやっているのでインフルエンザかなと」

診療開始とともにインフルエンザの症状を訴える子供が多く訪れていました。

◆おだこどもアレルギークリニック 尾田琢也 院長
「インフルエンザの陽性の方の内訳ですが、今ほとんどB型陽性になっていて、ほとんどB型ですね」

年明けから流行しているのがインフルエンザのB型です。

◆おだこどもアレルギークリニック 尾田琢也 院長
「B型インフルエンザは子供がやっぱりかかりやすい。食事が取れない、水分が取れないということで、点滴をしてなんとか入院を免れる子供もいます」

B型は子供にかかりやすく症状が緩やかに現れるため、インフルエンザだと気づきにくいという特徴があり、感染拡大の要因になっているといいます。

◆尾田琢也 院長
「インフルエンザと気づかずに学校や職場に行き、感染が広がる」

県内の小中学校などではインフルエンザによる学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいて、このうち福岡市では今シーズンの学級閉鎖などの累計が17日までに729件と前の年の約3.7倍になっています。

相次ぐ学級閉鎖により思わぬ影響も出ています。

◆記者リポート
「福岡市役所の地下1階です。こちらではもう間もなくある販売会が開始されるということで長い列ができています」

テーブルに並べられた大量のパン。

これらはすべて本来なら学校で子供たちが食べるはずだった給食のパンです。

フードロス削減の取り組みとして、福岡市学校給食公社は学級閉鎖の影響で余ってしまった給食のパンを一般の人たちに販売しています。

この日用意されたパンは約20クラス分にあたる、食パン130セット。

4人分の給食の食パンが1セット100円という安さです。

◆購入者
「いまいろいろ値段が上がっているので、こういうのがあるとありがたい」

用意されたパンは販売開始から15分ほどで完売しました。

◆福岡市学校給食公社 酒見幸男 事務局長
「今後についてはなかなか予測はつかないですけども、この取り組みは引き続き続けていきたいと考えています」

パンの販売を行う日について、福岡市学校給食公社はSNSを通じて告知を行うということです。

インフルエンザの流行はしばらく続くとみられていて、県は手洗いやマスクの着用、こまめな換気などの感染対策を呼びかけています。

テレビ西日本
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