鄙びた温泉街、迷路のような路地、静かにたたずむ木造駅舎…。

一度も来たことはないのに、なぜか懐かしく心惹かれる。

そんな、郷愁溢れる風景を求めて旅する「一人旅研究会」こと栗原悠人さん。

栗原さんが全国各地でカメラに収めた心揺さぶるシーンをお届けする。

写真・文=栗原悠人

普段目にしている製品や原料を生み出す工場。

それらが集積した工業地帯は、他のどの景色とも異なった特有の魅力がある。

数え切れないほどのパイプや鉄骨が、何が何やら分からないほどに複雑に入り組み、つい一本一本の管を目で追ってしまう。

夜は様々な色の光が辺りを照らし、煙突からもくもくと煙が流れている。

まるで一つの大きな軍艦が夜に浮かんでいるようで、たまらない。

全国に点在する工業地帯が魅せる工場夜景、吸い込まれてみてはいかがだろうか。

東北・関東地方

■宮城・石巻市

宮城・石巻市(2025年1月撮影)
宮城・石巻市(2025年1月撮影)
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JR貨物の石巻港駅付近の工場群。工場からゴォゴォと鳴り響く音が、工場地帯特有の雰囲気を高めていた。

■千葉・千葉市

千葉・千葉市(2023年9月撮影)
千葉・千葉市(2023年9月撮影)

千葉ポートタワーの展望台から。展望台は高さ113mにあり、京葉工業地帯を間近に感じられる。

■神奈川・川崎市

神奈川・川崎市(2024年5月撮影)
神奈川・川崎市(2024年5月撮影)

千鳥橋付近にある貨物線。付近には歩道の上にも入り組んだパイプが通り、工場マニアにはたまらない空間。