7年前、唐津市の虹の松原の県道で男の子が亡くなった事故について。遺族が国や県などに損害賠償を求めている裁判で、3月から“和解”に向けた協議が始まることになりました。
この事故は、2019年、唐津市の虹の松原の県道で、折れたマツの木と走行中の車がぶつかり、当時小学5年生の川崎辿皇くんが亡くなったものです。
車を運転していた母親の内山明日香さんなどは、“事故の原因は、国や県、唐津市がマツや道路の管理を怠ったため”などとして約3100万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
13日開かれた裁判では内山さんが法廷に立ち、「大切な息子の命を奪われてやりきれない気持ちでいっぱい」と胸中を語りました。
事故をめぐっては、内山さんが“落ちてきた木と車がぶつかった”と話している一方、国や県などは、“道路に倒れていた木に車がぶつかった”としていて、両者の主張が食い違っています。
一方、3月からは和解に向けた協議が行われることが新たに決まりました。
裁判のあと、内山さんは…。
【原告側・内山明日香さん】
「一番伝えたかったのはやっぱりずさんさ、ずさんな仕事とか責任の在り方とかです。責任の在り方とかを認めたのを前提に提示されたら、考えるかなとは思います」
一方、被告側の弁護士は、和解に向けた協議について「ノーコメント」としています。