バレンタイン商戦が活況を呈する一方、チョコレートの原料であるカカオ豆価格の世界的な高騰が、今年のバレンタイン商戦を直撃している。宮崎山形屋でも一部商品の価格が2~5割上昇した。この状況を受け、商品ラインアップにも変化が出ている。王道の生チョコレートよりも、ビスケットやウエハースなどを組み合わせ、チョコレートの量を抑えたアレンジチョコレートが約2割増加しているという。買い物客は大切な人への感謝や笑顔を願って、見た目も重視しながら商品を選んでいる。

カカオ高騰がバレンタイン直撃

バレンタインデーを間近に控え、宮崎山形屋では「バレンタインコレクション」を開催している。売り場は平日にもかかわらず多くの人でにぎわっていた。

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見た目も華やかなチョコレートに、この時期限定のケーキなど、数百種類が並んでいる。また、お菓子を手作りする人に向けた売り場では、簡単に作れるキットも人気だという。

一方で、チョコレートの原料であるカカオ豆の価格高騰、いわゆる「カカオショック」が世界的に拡大し、今年もチョコレートの価格上昇が続く。宮崎山形屋でも、一部のチョコレートは価格が2割から5割程度高くなったという。

 アレンジチョコで価格抑制

この状況を受け、各メーカーの商品ラインアップにも変化が見られる。

宮崎山形屋食品担当の岩切美樹さんは、カカオの高騰が続いているため、「王道の生チョコレートよりも、アレンジチョコレート、ミルフィーユやチョコレートビスケットなどが近年は増えてきている。感覚的には2割くらい増えている」と話す。

具体的には、チョコレートにビスケットやウエハース、クランチなどを組み合わせることで、チョコレートの量を減らしたアレンジ商品が増加しているという。これは、価格を抑えることで、多くの人にバレンタインを楽しんでもらいたいというメーカー側の狙いがある。

買い物客からは、「かわいかったので一目ぼれして、主人のために購入した。喜んでくれるかな」という声や、「飲食業をしているため、お客さんに感謝できる日がこの日しかないと思い、毎年訪れている。見た目を重視していつも選んでいる」といった声が聞かれた。

また、別の買い物客は「職場の仲の良い先輩や後輩にあげようと思う。おいしく食べて笑顔で過ごせる日にしたい」と話した。

バレンタインデーは、自分へのご褒美や、家族や仲間に感謝を伝える1日に変化しているようだ。 チョコの量はチョコっとでも、きっと気持ちは伝わる!14日が、みなさんにとって素敵な一日となりますように…

(テレビ宮崎)

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