外国人と一緒に働く機会が増える中、記念の日に会社から贈られる感謝の言葉は、日本語を含めて5カ国語に対応しています。

人手不足が続く中、企業が抱える大きな課題が従業員の定着。

その解決策の一つとして注目されているのが、福利厚生の新たな形です。

12日から始まったのは法人向けサービス「ちょこギフ」。

チャンスメーカー・新堀孝一取締役副社長:
「ちょこギフ」は、企業の感謝の思い・メッセージを従業員一人一人に確実に届けるサービス。

入社記念や誕生日などの節目に主に役員などがメッセージやノベルティギフトを贈り、従業員に感謝の気持ちを届けます。

この「ちょこギフ」、外国人従業員の増加を背景に日本語を含む5カ国語に対応しています。

UTスリーエム社員(日本在住18年)・若生カルロスさん:
上司の方がちゃんとやってることを見てるような、そういう感謝のカードをいただいて、すごくうれしいなって。

UTスリーエム社員(日本在住8年)・谷坂ミホさん:
日本の企業がこちらにも伝わるように頑張って翻訳してくれたんだなって、ちょっと感動しました。

厚生労働省によると、日本で働く外国人は250万人を超え、13年連続で過去最多に。

従業員のサポートや福利厚生の形は今、変化しています。

「ちょこギフ」をテスト導入した企業は、母国語で書かれたカードが外国人従業員の大きな励みにもつながるといいます。

UTスリーエム・筑井信行社長:
実はブラジルから来た方は9割方は(日本語を)しゃべれない。本当に感謝や意思疎通ができないので、モノで示すということしか伝えられない。「うれしい」みたいなのは(社内から)だいぶ声が聞こえたので良かった。

デジタルの時代だからこそ、贈るのはあえてのアナログの温度感。

チャンスメーカー 事業推進室長・古市哲也さん:
「ありがとう」がちゃんと伝えられる、日常的に話される。離職を止めることは難しいとは思うが、少しでも(会社を)辞めていこうとする理由を消していける。

小さなギフトが企業と従業員の関係性を強くするきっかけになるかもしれません。