ミラノ・コルティナオリンピック、新潟県勢の活躍をお伝えします。2月12日未明に行われたスノーボード男子ハーフパイプの予選。村上市出身の平野歩夢選手と妙高市の専門学校に所属する山田琉聖選手が見事、予選突破を決めています。

■前回王者・平野歩夢 ケガを感じさせない安定した滑り披露

日本時間の2月12日未明に行われたスノーボード男子ハーフパイプの予選。ここに登場したのが…

【実況】
「転倒による骨折からまだ25日。ここに立っている、それが偉大なことです」

【平野歩夢 選手】
「奇跡的な、自分でもびっくりしているような状況で、なんとかここに立てている状態」

前回王者、村上市出身の平野歩夢。1月のワールドカップで骨盤などを骨折する大ケガを追いながらも、オリンピックの舞台に。

【記者リポート】
「時刻は午前3時を過ぎていますが、平野歩夢選手の地元・村上市に設置された会場には多くの人が集まっていて、平野選手のオリンピック連覇を応援で後押しします」

60人を超える人が集まった村上市のパブリックビューイング会場。

【地元住民】
「ケガなく滑りきってくれることを祈っている」

【地元住民】
「ハンデはあるが、精いっぱい自分の力を出してくれれば結果はついてくると思うので、頑張ってほしい」

地元からも声援が送られる中、迎えた予選の1本目。
【実況】
「キャブ1440入った」

ケガを感じさせない安定した滑りを披露する平野。

【実況】
「フロントサイドダブルコーク1440。なんという精神力でしょうか」

【解説】
「さすが前回王者。本当に」

【実況】
「痛みや不安や恐怖にも打ち勝って、今の自分を表現しました」

1本目で83.00の高得点をマークします。

■山田琉聖が全体3位で予選通過「自分の思い描くルーティーンを」

その平野を上回ったのが、オリンピック初出場、妙高市の専門学校JWSCに所属する山田琉聖。

【解説】
「琉聖のスノーボードハーフパイプのやり方は、何をやるか分からないというのが本当に楽しみの一つ」

その言葉通り、初めての舞台で高さのあるエア。そして、ほかの選手にはないルーティーンを披露。

【実況】
「ラストヒットはアリウープ。来た!」

【解説】
「スイッチダブルアーリチャック。ナイス!」

【山田琉聖 選手】
「滑る前はすごい緊張感とかもあったと思うが、1本目を無事に決めることができて、一番は安心した。自分らしいルーティーンが自分もできたと思う」

家族などが現地で声援を送る中、1本目で予選3位の得点を叩き出し、決勝進出を決めました。

【山田琉聖 選手】
「とりあえずは、ずっと夢にしていた決勝の舞台なので、自分の思い描くようなルーティーンができたらいいなと思う」

■平野歩夢も予選7位で決勝へ「やるべきことをやるだけ」

一方、予選突破へさらに得点を伸ばしたい平野の2本目。

万全な状態でなくても、ルーティーンをきっちりこなしてみせる前回王者。2本目で得点を伸ばし、他の選手たちの結果を待ちます。そして…

【記者リポート】
「今、平野歩夢選手の決勝進出が決まりました」

平野は予選7位で決勝に進出。

【地元住民】
「決勝は思う存分やってほしい。無理しない程度に、オリンピックの舞台を楽しんでほしい」

予選後には、これまでケガの状態を心配してくれていたというレジェンド、ショーンホワイトと抱き合う場面も。

ケガの不安など多くの感情を抱えながらも「自分との勝負」と位置付ける決勝の舞台

【平野歩夢 選手】
「自分自身と最後は戦わなければいけない決勝の場面になってくると思うので。今までやってきた自分の積み重ねだったり、やってきことを信じてシンプルにやるべきことをやるだけかなとは思っている。温かく見守っていただければありがたい」

県勢2人が覚悟を持って臨むスノーボード男子ハーフパイプの決勝は、2月14日未明に行われます。

NST新潟総合テレビ
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