宮城、岩手、福島、山形の水道事業者が、水道管の漏水調査を共同で発注することになりました。4つの県が連携して水道事業の効率化を図る取り組みは、全国で初めてです。
2月12日、宮城県庁には、宮城、岩手、福島、山形の4県から、あわせて15の水道事業者が集まりました。
全国初となる「4県共同発注」による水道管の漏水調査について、基本合意が結ばれました。
共同で発注することで、調査費用は、これまでのおよそ1億円から半分程度に抑えられる見通しです。
宮城県 村井知事
「人口が減ってくる、財政が厳しくなってくる中で、施設の老朽化が非常に著しい水道管の漏水を早く調べて早く直していく。そうすることで無駄な経費を抑えることができる点に重点を置いた」
今回の調査では、「人工衛星」を活用した最新技術が使われます。
人工衛星から送られた電磁波の反射をもとに、水の流れやにごりをAIで解析し、漏水の疑いがある場所を半径およそ100メートルまで絞り込めるということです。
岩手県環境生活部 中里裕美部長
「点検が進むことで事故を未然に防ぐこともできるので、県民の安全安心に寄与すると思っている」
4県による共同調査は、来年度中に始まる予定です。