メガネのようにかけられるマスクが登場

メガネの一大産地、福井県鯖江市のメガネの部品メーカー・ササマタは、メガネのように耳にかけられるマスク「ZiBi(ジビ)」を開発し、5月10日から自社のECサイトで販売を始めた。

メガネの部品メーカーだからこそできる、“かけ心地”を重視した設計で作られている、「“耳鼻(じび)”=耳と鼻」でメガネのように装着するマスクだ。

メガネのようにかけられるマスク「ZiBi」(提供:ササマタ)
メガネのようにかけられるマスク「ZiBi」(提供:ササマタ)
この記事の画像(8枚)

「ZiBi」の特徴は大きく3つある。

1つめは、かけ心地を追求してきたメガネの部品メーカーとして、メガネへ干渉しないよう、耳にかけるパーツ(つるに当たる部分)の幅や角度にこだわって設計したこと。これによって、メガネをかけている人の着用も可能ということだ。

耳にかけるパーツ(提供:ササマタ)
耳にかけるパーツ(提供:ササマタ)

2つめは、より多くの人にフィットするよう、マスクの左右、各3カ所にパーツを通すホールを設け、幅調整ができる構造にしたこと。

3つめは、従来のゴムや紐がないこと。これによって、耳の後ろへの摩擦や張力を大幅に軽減した。

耳の下側にゴムや紐がないので、マスク着脱時のイヤーカフやイヤリングの外れ、そして、外れに伴う紛失などを減少することができ、また下がるタイプのピアス・イヤリングを邪魔しないことから、マスク着用時でも耳元のおしゃれをより楽しむことができる。

「ZiBi」3つの特徴(提供:ササマタ)
「ZiBi」3つの特徴(提供:ササマタ)