日本チェーンストア協会は2月の全国のスーパーの売上高を発表し、既存店ベースでは前年比98.0%の約1兆36億円だった。
去年6月以来、8カ月ぶりに前年を下回った。
このうち食料品については、前年比1.7%減少となり今年に入っても値上げの波が止まらないなか「買い控え傾向が強まっている」としている。
一方、外出機会が増えたことで衣料品は6.4%増、旅行グッズなどの住居関連品は5.8%増と好調だったが日本チェーンストア協会は「エネルギー料金も鉄道料金も上がるなか、厳しい状況は続きそう」と分析している。