財務省の審議会は、新型コロナの収束後に向け、ワクチンの接種費用の負担を国から地方自治体に変更する議論を求めた。
国の予算のあり方を議論する財務省の審議会(財政制度等審議会)は、新型コロナウイルスに対する医療支援などについて話し合った。
ワクチンの確保や接種には4.7兆円の予算が使われている。
国民1回のワクチンの購入費用として約2700円、接種費用で約3700円が使われ、審議会はコストが高いと指摘している。
さらにコロナ収束後に向けて、今の国の全額負担から地方自治体の負担に変更する議論をまずすべきだとした。地方の負担となった場合は、自己負担となる可能性もある。