中国国内での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、首都・北京市の当局は17日から、北京への人の出入りを厳しく規制する措置を始めた。
北京市当局は17日午前0時から、過去14日間以内に感染者が1人でも確認された地域に滞在歴のある人については、北京に入ることを原則認めず、それ以外の地域から北京に入る人にも48時間以内の陰性証明を求める。
連日、数十人の感染が確認されている遼寧省大連市から北京に向かう飛行機は、先週からすでに全便欠航となっている。
北京では今月11日から15日までに、9人の感染者が確認されていて、来年2月に開催される北京オリンピックを控え危機感を強める当局は「ゼロコロナ」の方針を徹底する構えだ。