クマやシカなど野生動物による農業被害が深刻化する中、岩手県や市町村の担当者が対策について協議する会議が1月30日に盛岡市で開かれました。
会議には県と市町村の担当者やJAの職員など約80人が出席し、はじめに野生動物による農業被害の状況が共有されました。
県によりますと、県内では2024年度、野生動物による農業被害が約4億1000万円に上りました。
被害額は前の年から1億円ほど減少したものの依然として高い水準で推移しています。
また会議では2025年出没が相次いだクマへの対策などについて、自治体からそれぞれの取り組みが報告されました。
このうち奥州市はセンサーカメラやドローンなどで集めたクマなどの野生動物の出没情報を地図にまとめ、捕獲につなげた事例を紹介していました。
県農業振興課 高橋真博総括課長
「農業者、農業者以外の皆さんも含め一緒になって活動していくことが重要。そういう取り組みを地域一体となって取り組んでいただきたい」
県は引き続き市町村との情報共有などを行い、地域の事情に沿った対応を進め、農業被害を減らしていきたいとしています。