春の選抜高校野球の出場校が1月30日、発表され、高知農業高校(南国市)の21世紀枠での出場が決定しました。決定が発表された時、2年生は修学旅行中で東京にいました。

午後9時前、高知空港の到着ロビーでは、最終便で羽田空港から戻った部員たちを保護者らが温かく出迎えました。

杉本仁主将の話:
選ばれると思ってなかったんですけれども、選んでいただき本当にありがとうございます。自分たちができることは本当に一生懸命やることだけ。甲子園に向けて今以上に練習に励んでいきたいと思っております。

(出場決定を知ったのは)劇団四季の後に、バスの中で何人かで一緒に見てて、はしゃいでました。最初やっぱり戸惑いもありましたけど、徐々に実感が湧いてきて、騒ぎまくってました。

(同級生の)みんなからは「おめでとう」というありがたい言葉をいただき、「もっと頑張れよ」とか「一回でも勝てよ」とか、いろいろ温かい声をいただきました。

自分たちの代の前からずっと「21世紀枠」を目指して頑張っていこうって、ずっと野球をしてきたので、こういう形で選んでいただき、さらにこれ以上にもっと練習に励んで、甲子園でいい結果を残していきたい。

自分が1年の頃のキャプテンだったり、一個上の代のキャプテンだったり、やっぱり自分たちはその先輩たちのおかげで今立っていると思っているので、やっぱりそこに感謝の気持ちを持ち、関わってくれた人たちにも感謝の気持ちを持って取り組んでいきたい。

(記者:自分がキャプテンの代で歴史を作りました)
本当にうれしい気持ちもありますし、自分の力だけではないと思っております。調子に乗るというか、気分を上げてもいいですけど、やっぱり上げすぎず、感謝の気持ちを持つところは持って取り組んでいきたい。

(記者:どんな方々に感謝したいですか?)
やっぱりまずは(監督の)下坂先生です。野球の取り組みっていうのがなかったら下坂先生にも出会えてないだろうし、こういう形で一生懸命取り組むこともなかったので、第一に下坂先生に感謝を持って、近隣の方々だったりとか保護者に感謝の気持ちを持っています。

(記者: 地域での活動が選考理由に挙げられていました)
グラウンドが、畑の周りで作ってもらっているので、近くの農家の人だったりとかにも迷惑かかるだろうし、散歩している人たちとかにも迷惑かかるというのもありますので。そういう時に温かい目で見てもらったり、通る時に「頑張れよ」とかいろいろ温かい声かけをもらえているので、そこに感謝の気持ちを持っています。

(センバツに向けて)自分たちの課題がバッティングというのがありますので、どこが当たっても打ち負けないようなスイングスピードと打撃力は磨いて甲子園に臨みたい。

第一にスイングスピードを作るというので、やっぱりティーバッティング(を徹底したい)。全国の舞台で、140キロ台後半を放るピッチャーもいっぱいいますので、打ち負けないよう、バッティングマシーンでどんどん速い球に慣れて、変化球のキレも上がってきますので、そこのキレに対応できるようなスイングの振り方だったりとか、タイミングを自分たちで見つけて、磨いていきたい。

(記者:他の部員が少ない高校、環境が整わない学校にとっても希望の選出。どんなプレーを見せていきたいですか?)
自分たちができることは、一つの球に対して一球一球集中していくこと。そこに全力で向き合っていきたいと思っております。

(記者: どんな修学旅行でしたか?)
やっぱり楽しかったです。日頃、野球に集中しているのもありますので、やっぱりリラックスできる場所でもあったし、クラスメイトだったりとか野球のチームメイトとかで一緒に遊んだり、学び学習ができたのは良かったと思います。

(一番の思い出は)自分の中ではやっぱり東京観光。一日ずっと自由観光だったんで、楽しかったです。

(記者: 甲子園よりも東京観光?)
杉本主将: いや、甲子園です(笑)。

(記者: 高知に着いた瞬間、空港のゲートをくぐる時はどんな気持ちでしたか?)
報道陣とか保護者の方がいっぱいいるっていうのを聞いてたんですけれども、想像以上に出迎えてもらって、喜びの声で「おめでとう」っていう温かい言葉をいただいたのは本当にうれしいです。

(甲子園で野球ができる実感は)正直言うと、まだありません。喜んでいたっていうのもありますけど、まだ「本当に甲子園に行けるのかな」っていう気持ちもありますし、立ってみないと分からない舞台でもありますので、それはお楽しみというか・・・。

(記者: 忘れられない修学旅行になりましたね)
はい。

*写真は高知龍馬空港で報道陣の写真撮影に応じる野球部員たち