だからこそ、今一度「自分は子どもの手を強く握り過ぎていないか」「自分の時間をつくれているか」と自問し、「少しずつ手の力を緩めるタイミング」を考え、覚悟を決めておきましょう。
そしてもし、そのときが来たら、「がんばったね」とその子に伝えるだけでなく、自分自身にも「よくがんばったね」と声をかけてあげてください。もうすでに、あなたはその子にできる最大限のことをしてきたのですから。
できるようになったことばかり褒めてない?
思春期になると、子どもは成功と失敗を繰り返しながらも、大人の手を借りずにさまざまなことを自分の力でこなしていくようになります。
そんな姿を見たとき、私たち大人はつい「すごい!」と鼻息荒く褒めたくなるのですが、子どもからは「うるさい!」と反発された経験はないでしょうか。褒めているのになぜこのような反応なのか。それはもしかしたら、子どもの「できるようになったこと」ばかりを褒めているからかもしれません。
確かに、「できるようになったこと」を褒められるのはうれしいものです。ただ、そればかりになると、子どもは「何かを達成しないと褒められない」「また次もがんばらなきゃいけないの?」とプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
今できていることも見てあげよう
特に思春期は、自分の価値を模索し、他者からの評価に敏感な時期ですので、成長を急(せ)かすような「すごい」という言葉に、「はぁ?」と反発したくなることがあります。
