新潟県内各地で建物の倒壊などが相次いでいる。積雪の多い地域では、業者などが屋根の雪下ろしなど急ピッチで作業を進めているが、連日の大雪で対応が間に合わないのが現状だ。
新潟県内 積雪増加で“建物の倒壊”相次ぐ
新潟県長岡市にある空き家。大量の雪が積もり、ミシミシと音を立て、最後は雪の重さに耐えられず倒壊した。
この日の長岡市の積雪は1m39cm。その現場を取材すると、建物のほとんど歩道上に崩れていた。
近くに住む人も「またどっちに倒れるかが心配」と不安を口にする。
さらに、同じ長岡市内の繁華街の防犯カメラが捉えたのは、アーケードの屋根が崩れ落ちる瞬間だ。
幸いけが人はいなかったが、柏崎市では2月3日、雪の重みで倒壊した車庫の下敷きになった54歳の男性が死亡。上越市でも68歳の男性が住宅の下敷きになり死亡している。
災害救助法適用の小千谷市 除雪作業に追われる住民「もうヘトヘト」
建物の倒壊による被害が相次ぐ中、アーケードが設置されている小千谷市の商店街ではアーケードに2m近く雪が積もっている様子が確認できた。
災害救助法が適用された小千谷市の街では、除雪作業などに追われる住民の姿も。
「ここが駐車場の入口なので、万が一車に落ちてしまうと危ないということなので雪庇を落としていた。これだけ長い期間降っているというのはあまり近年体感したことがなかった。みんな疲弊している。もうヘトヘト」と住民にも疲れがにじんでいた。
そして、小千谷市でも雪の重みで屋根の形がカーブし、真ん中が沈んでいるように見える住宅や、雪の重みで軒先が完全に崩れてしまっている建物も見られた。
例年を大きく上回る依頼…業者は急ピッチで作業
雪下ろしをする業者の男性は「低いところは自分たち住民で下せるけど、高いところは下せないということで」と急ピッチで屋根の雪下ろしを行っているが、例年を大きく上回る依頼が入っているという。

「通常は6~7件だが、今年はそれをはかるに超えてもう20件以上…」
新潟県内は4日までに雪による死傷者が195人に上っている。除雪作業は1人で行わないなど細心の注意が必要だ。
