前知事がセクハラ問題の責任を取り辞職した事に伴う福井県知事選挙は、1月25日に投開票を迎えた。新人3人の戦いを制し初当選を果たしたのは、元外務省職員の石田嵩人氏(35)。「躍動福井」を掲げ決意を表明。現職の知事としては最年少となる石田氏は、前知事のセクハラ問題で揺れた県政への信頼回復と子育て支援政策の充実に強い意欲を示した。

投票率は過去最低の46.29%

福井県知事選挙には、無所属・新人で元外務省職員の石田嵩人氏(35)、無所属・新人で前越前市長、元副知事の山田賢一氏(67)、共産党・新人の金元幸枝氏(67)の3人が立候補。石田氏は、山田氏を4330票差で破り、初当選を果たした。

福井県知事選挙の投票率
福井県知事選挙の投票率
この記事の画像(6枚)

投票率は46.29%で過去最低だった2015年の知事選よりも2.3%下回った。

当選確実の一報を受け事務所に到着
当選確実の一報を受け事務所に到着

当選確実が報じられ、事務所に到着した石田氏は「福井県民の皆様、本当にありがとうございます。皆様から頂いた1票、1票、その重みを今感じているところです」と喜びを語った。

支援者と喜びを分かち合う石田氏
支援者と喜びを分かち合う石田氏

「県民の思いを、県政を前進させる力にする」と力を込めた石田氏。県政の重要課題については、「北陸新幹線、エネルギー政策、アリーナ建設についてはスピード感をもって取り組まなければならない」としたうえで、最も取り組みたい政策については「人口減少を受けての結婚、妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援」を強調した。

最年少知事「世代をつないで新しい福井を」

「福井の未来を作る責任から決して逃げない」と意を述べ、全国最年少の知事となることについては「熟年層、若年層、ベテラン世代、全ての世代の方々の力を合わせて一緒に、皆様と一緒にこの福井県政を着実に前に進める。その先頭に立たせていただきたい」と語った。

喜びの声
喜びの声

前知事がセクハラ問題で辞職したことを受け、県政への信頼回復策を問われた石田氏は、「今の福井県知事に最も求められるのは危機管理能力」とし「知事自らが問題をヒアリングし把握。考えて行動する」とし、「セクシャルハラスメントを含め、あらゆる問題に対してこの危機管理を徹底する」とした。

支援者に囲まれる石田氏
支援者に囲まれる石田氏

若さを全面に押し出し、県政のトップになった石田氏は「初心を必ず忘れない」「皆様の思い、皆様と約束したことを必ず実行する」と笑顔を見せた。

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。