社会問題となっている「空き家」。所有者が亡くなっても相続対象者が権利を放棄し放置されたまま老朽化している“危険な空き家”も多い。このため自治体では「略式代執行」で強制撤去に踏み切るケースもある。
屋根瓦の落下など“空き家”が老朽化
老朽化した危険な空き家を強制的に撤去する「略式代執行」に踏み切ったのは佐賀県の伊万里市。1月19日に撤去作業が始まった。

強制撤去の対象となったのは伊万里市にある木造2階建ての住宅。
2年ほど前から屋根の瓦が落ちるなど老朽化が進んでいたため、近くの住民が市に危険を指摘していた。

この空き家は所有者が死亡していて、相続対象者も権利を放棄したため放置された状態になっていた。
空き家「所有者が適正な管理を」
老朽化が進んだ空き家は通学路に面していて危険な建物となっていた。
このため伊万里市は初めて強制撤去にあたる「略式代執行」に踏み切った。

伊万里市建設農林水産部 都市政策課 水野宏樹課長:
見てもらったら分かる通り、草も生えてきますし、周りの景観も悪くなっていますので、市としましては、空き家は所有者の方に適正な管理をお願いしたいと考えております

伊万里市によると、解体の費用は約380万円で、来週から重機が入りその後、2週間ほどで撤去が完了する予定だ。
