食事をコントロールできなくなる精神疾患、「摂食障害」。富山県内初の支援拠点が富山大学附属病院に設置され、14日から電話相談を受け付けています。

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食事の量や食べ方をコントロールできなくなり、心と体にさまざまな影響が及ぶ、「摂食障害」。患者数は全国に約22万人、県内では2000人にのぼると推定されています。

*富山大学附属病院 神経精神科 高橋努診療科長
「いわゆる拒食症、過食症の方が摂食障害と呼ばれる方々の主なところ。近年では窒息や嘔吐した嫌な思い出があってそれで食べるのが怖くなってしまってそのために食が進まない、そういった方も含まれることになっています」

今年度、富山大学附属病院は県内初の摂食障害の支援拠点に指定され、14日から相談窓口が開設されました。

高橋努教授は早い段階での診断・治療につなげたいとしています。

*富山大学附属病院 神経精神科 高橋努診療科長
「摂食障害の発症年齢のピークは15~16歳くらいと言われている。早い段階からしっかりと介入して治療していくということが必要」

重症化した場合、死亡リスクも高くなるという摂食障害。

支援体制を強化するため国は各都道府県に1カ所ずつ拠点病院の設置を呼びかけていて、富大附属病院は全国で9カ所目です。

14日から専門の看護師が患者本人や家族などからの電話相談を受け付けるほか、県内の医療機関や学校などとの連携を強化し、普及啓発にも取り組むとしています。

*富山大学附属病院 神経精神科 高橋努診療科長
「これまで医療機関にかかる患者数を調べると想定よりも相当少ない。必要な方をしっかり医療機関につないでいくということが今後非常に重要になってくる」

(画像提供:PIXTA)

富山テレビ
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