新年を前に福井市内の神社では長さ5.5mの大破魔矢が飾られました。その大きさで様々な災いを退けます。
福井市にある湊八幡神社では、東日本大震災が起きた14年前から毎年、災いを払いのける象徴として大破魔矢を神社の拝殿に飾り付け初詣客を迎えます。
28日は、神社の総代らおよそ10人が作業にあたり、切り込みを入れた長さ5.5mの竹に、羽を3枚挟み2本の大きな破魔矢を完成させました。その後、神社の拝殿の柱に縄を通し、2本が平行になるよう調整しながら取り付けました。飾られた2本の大破魔矢、羽は屋根の高さをゆうに超えています。
湊八幡神社 宮司 嶋崎豊さん
「色々な災いを払いのけるのが大破魔矢ということで、みなさんの災いが飛んでいくように。みなさんにとって楽しい一年になるよう願う。」
この大破魔矢は新年1月7日ごろまで飾られるということです。