異世界に通じていそうなトンネル

■千葉県 島戸倉隧道

千葉県 島戸倉隧道(2022年12月撮影)
千葉県 島戸倉隧道(2022年12月撮影)

坑口の半分以上が閉鎖された隧道。一応、車一台が通れる道幅は確保されている。塞がれている方の土地は私有地だ。

■神奈川県 住吉隧道

神奈川県 住吉隧道(2024年12月撮影)
神奈川県 住吉隧道(2024年12月撮影)

逗子市にある、中に階段がある珍しい隧道。互いに高低差のある地域同士を、隧道で繋げてしまおう、というあっぱれな構造だ。

■大分県 小迫トンネル

大分県 小迫トンネル(2023年1月撮影)
大分県 小迫トンネル(2023年1月撮影)

大分県日田市にある、壁に穴が空いた隧道。バグが起こっているように見えるが現実だ。穴の向こうには吹上神社が見えた。

タイムリープ?緑に浸食された景色

■福岡県 鉄道橋跡

福岡県 鉄道橋跡(2025年4月撮影)
福岡県 鉄道橋跡(2025年4月撮影)

気がつかないかもしれないが、かつての鉄道橋の跡だ。明治時代末期には廃止されたため、今では完全に街と緑に同化している。

■愛知県 廃歩道橋

愛知県 廃歩道橋(2024年7月撮影)
愛知県 廃歩道橋(2024年7月撮影)

名古屋市の若宮大通公園脇にある、使われなくなった歩道橋。緑に侵食され、まるで異空間につながっているかのようだ。

■岡山県 水没ペンション村

岡山県 水没ペンション村(2022年9月撮影)
岡山県 水没ペンション村(2022年9月撮影)

海辺に残された昔のリゾート地。幻想的な風景に見えるが、現役時は排水ポンプを稼働させて水没を防いでいたらしい。

(了)

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湯けむり立つ温泉街 山村の秘境 「水没」の世界 朽ちゆく廃旅館
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一人旅研究会
一人旅研究会

本名:栗原悠人。平成7年大晦日生。川崎出身、新潟在住。那須、札幌等に住居を転々としながら旅情と郷愁を求め、日本全国の鄙び空間、退廃的空間、秘境、温泉などを巡る。家ではジオラマ製作・落書き。日本一周・全県宿泊済。 愛車:三菱 ランサーエボリューションⅦGT-A。カメラ:CANON EOS R6 markⅡ。著書に『一人旅研究会・ノスタルジック写真集〜日本のなつかしい風景を旅する〜』(マール社)がある。