JTA・日本トランスオーシャン航空は、悪天候や緊急事態を疑似体験できる新たなフライトシミュレーターを導入すると発表しました。
新たなフライトシミュレーターは安全運航の基盤強化を目的に導入されるもので、JTAが運行するボーイング社の機体と同じコックピットの環境で訓練ができます。
悪天候やシステムの不具合による緊急事態など、実際の機体では体験できない状況を再現することで対応力の向上を図るとしています。
日本トランスオーシャン航空 郡山大作運航部門長:
上空では想定しえないような訓練を重ねて、万が一の不測の事態にもお客さんを安全に目的へお届けするという使命を果たすことができると確信しています
フライトシミュレーターはパイロットの操縦訓練だけでなく国家資格を取得する航空整備士も使用します。
これまで東京にある日本航空の機材を使って行っていた訓練を自社でまかなえることで、訓練の効率化を図りながら人材育成に力を注ぐとしています。
JTAの新たなフライトシミュレーターは20日から運用されます。