太平洋戦争末期、米軍による攻撃で沈没した学童疎開船『対馬丸』について学んだ児童たちの報告会が15日、那覇市で開かれました。
対馬丸は米軍の潜水艦に攻撃され、約1500人が犠牲となりました。
「対馬丸平和継承プログラム」は悲惨な戦争の歴史を継承しようと沖縄県が企画したもので、児童たちは県内での平和学習や、鹿児島県の宇検村の慰霊碑を訪問した感想などを発表しました。
城西小学校6年 新垣悠莉さん:
このきれいな海に、多くの犠牲者の方が漂流し流れ着いたことを想像すると胸が痛くなりざわざわした気持ちになりました
松川小学校5年 小林聡太さん:
戦争の悲惨さや無慈悲さを後世に話して伝えていくことが大切だと思いました
児童たちは平和を繋いでいく決意を新たにしていました。