伊江島補助飛行場の運用再開に向けて米軍は15日、式典を開きました。
一方、地元の伊江村は運用再開後の安全対策が確認できていないとして、式典の出席を見送っています。
伊江島補助飛行場では4月から進めていた滑走路の改修工事が完了し、運用再開にむけて米軍が式典を開きました。
この中で米海兵隊の幹部は「滑走路の維持は、作戦能力と即応性を強化する」と強調しました。
地元伊江村は「運用再開後の安全対策が確認できておらず、村民の理解が得られない」として式典の出席を見送っています。
ところで、伊江島補助飛行場では日米合意によってパラシュート降下訓練が行われていますが、滑走路を改修するとして米軍は2023年12月から嘉手納基地で訓練を行っています。
玉城知事は15日朝、報道各社の取材に対し「今後は嘉手納基地で訓練が行われる事がないよう求めていきたい」と述べました。