沖縄県中城村では島にんじんの収穫が最盛期を迎え、12日、旬入りが宣言されました。
島にんじんによる村おこしと消費拡大を目指している中城村は、「いいにんじん」の語呂合わせで12月12日を「島にんじんの日」としています。
12日に開かれたセレモニーでは、比嘉村長が旬入り宣言をしました。
比嘉麻乃 中城村長:
皆さん、この美味しい島にんじんを、料理そして加工品を食していただいて、これから訪れるであろう寒い冬を健康に過ごしていただければと言う風に思っております
島にんじんは中城村が県内の生産量の7割を占めていて、2025年は夏場の猛暑の影響もなく、順調に成長しているということです。
セレモニーでは中城みなみ保育園・幼稚園の子ども達が歌とダンスを披露し、会場を盛り上げました。
子どもたち:
Q島にんじんの料理は何が好き?
カレーかな
子どもたち:
Q島にんじんの料理は何が好き?
シチューとカレーとあとさ、にんじんしりしりかな。お母さんに作ってもらう
セレモニーに続いて、子どもたちや来場者に島にんじんが無料で配られました。
来場者:
島にんじんもらいました。ありがとうございます。寒くなってきたのでシチューに入れたいです
来場者:
島にんじんと牛肉を一緒に炒めて。相性が良いんですよ。それと豚汁入れてもいいし
来場者:
私は豚だな
来場者:
だいたい豚とも合うよね
来場者:
甘いし煮崩れしないから長いこと炊いても。おいしいです
来場者:
細く切ってきんぴらにもできるよ
中城村では村内8か所の飲食店で、31日まで地元で採れた島にんじんを使った汁物やスイーツが提供されるということです。