2024年に並び、過去最多となりました。

米軍は12日、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しました。

浅田萌菜記者:
午後2時8分です。アメリカ軍の機体から、風に揺られながら兵士が降下する様子が確認できます

嘉手納基地でのパラシュート降下訓練は5か月連続、今年9回目で、過去最多だった2024年と並びました。

米軍は伊江島補助飛行場の滑走路の補修を理由に、日米合意の例外措置として、2023年12月以降、嘉手納基地で降下訓練を続けていますが、滑走路の補修は既に完了しています。

このため沖縄県は、米軍や沖縄防衛局に嘉手納基地での訓練の中止や、12月15日以降としている伊江島補助飛行場の運用再開を前倒しするよう求めていましたが、聞き入れられませんでした。

米軍は12月15日に滑走路補修工事の完了式典を開催しますが、地元の伊江村は「運用再開後の安全対策が確認できておらず、村民の理解が得られない」として、出席を見送ることにしています。

沖縄テレビ
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