12月15日に開かれる伊江島補助飛行場の滑走路補修工事の完了式典について、伊江村が出席しないことがわかりました。

米軍は、伊江島補助飛行場の滑走路の状態が悪く修繕が必要として、2023年12月以降、パラシュート降下訓練を嘉手納基地で実施していました。

修繕工事が完了し、米軍は伊江島の滑走路の運用を近く再開する見通しで、12月15日には式典が開かれますが、伊江村は出席を見送るとしています。

出席しない理由について伊江村は「運用再開後の安全対策が確認できておらず、式典への参加は村民の理解を得られない」と説明しています。

パラシュート降下訓練は伊江島補助飛行場での実施が日米で合意されていますが、民間地に兵士が落下するなどのトラブルも相次いでいて、今回の伊江村の対応は、訓練に対する住民の不安が払しょくされていない現状を浮き彫りとしました。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。