米兵による性暴力の根絶に取り組むキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんが自叙伝を出版し、沖縄県立図書館に寄贈しました。
オーストラリア出身のフィッシャーさんは、2002年に神奈川県で米兵から性的暴行を受けた経験から、被害者の救済活動や日米地位協定の改定などを訴える活動を続けています。
10月に出版した自叙伝には、事件後に父と交わしたメールや当時の記事、性暴力被害者の証言などがまとめられています。
多くの人に米兵による性加害の歴史を知ってほしいと、フィッシャーさんは11月に本を県立図書館に寄贈しました。
キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん:
色んな人が他の人のことを理解してほしいということを書いています。これは被害者だけではなく、自分で苦しんでいる人が元気になる本だと思います
現在日本語版を製作中で、2026年2月ごろに出版予定だということです。