鹿児島県の沖永良部島にある知名町で行われた町長選挙は7日に投開票が行われ、現職の今井力夫氏(68)が新人の竹林植元氏(75)を大差で破り、3期目の当選を果たした。
一騎打ちの選挙戦
知名町長選挙は12月2日に告示され、無所属の新人・竹林植元氏(75)と、同じく無所属で3期目を目指す現職の今井力夫氏(68)の2人による一騎打ちとなった。立候補の届け出は2日午後5時に締め切られた。
8年ぶりの選挙戦、現職が圧勝
前回の町長選が無投票だったため、知名町では8年ぶりの選挙戦となった。7日に投開票が行われた結果、今井力夫氏が2226票を獲得し、竹林植元氏の426票を大きく上回った。
選挙戦において今井氏は、これまでの2期8年の実績を強調。脱炭素社会づくりの推進などを公約に掲げ、町民からの支持を広げることに成功した。
投票率は62.63%、前回選挙から大幅減少
今回の選挙の投票率は62.63%となり、前回選挙戦となった8年前と比較して26.29ポイントも下回る結果となった。選挙は町内5カ所で実施され、即日開票された。
今回の選挙結果により、今井氏は引き続き知名町のかじ取りを担うこととなる。
(動画で見る▶知名町長選:現職が圧勝、投票率は「8年前より26ポイント減」)
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