整備方式・ルートが決まらず協議が膠着状態となっている「九州新幹線長崎ルート」問題。自民党と中道改革連合の一騎打ちとなった佐賀2区。全国的にも注目されているこの問題を候補者はどう考えるのか。
西九州新幹線開業も…途切れたレール
九州新幹線長崎ルートは、西九州新幹線が開業したものの、新鳥栖-武雄温泉間の整備方式・ルートが決まらずレールが途切れたままとなっている。佐賀県、長崎県、JR九州、国の意見が食い違い、協議が進まないからだ。

佐賀2区には自民党・前職の古川康さん(67)と中道改革連合・前職の大串博志さん(60)の2人が立候補(※届け出順)。

九州新幹線長崎ルートの問題にどのように向き合っていくのか。自治省出身で佐賀県知事を長年つとめた自民党の古川候補。大蔵・財務省出身で立憲民主党の幹部経験もある中道改革連合の大串候補。両者にそれぞれの考えをきいた。
「佐賀駅を通るルート前提にすべき」
自民党の古川康さんは「佐賀駅を通るルートを前提にすべき」と主張。「佐賀県の負担の問題などに解決策を提示する必要がある」と訴える。

自民党 古川康候補:
「新幹線、西九州ルートについては、まだつながっていない区間をつなぐべきだと考えています。武雄温泉駅から新鳥栖駅までをつないで、佐賀県全体が、中国地方、関西地方と結ばれるような、そういったことを実現したい。そのためには、佐賀駅を通るルートというものを前提にすべきだと考えています」

「ただ、もちろん、いろいろな課題はあります。佐賀県の負担の問題、並行在来線の問題、また、新幹線の通らない地域の問題。こうした問題についても、しっかりと解決策を提示していくことが必要だと思っています。国土交通省で、大臣政務官と副大臣をやった私だからこそ、やらなければいけないと思っています」
「国家軸に関する課題どうするのか」
中道改革連合の大串博志さんは「九州新幹線長崎ルート整備の問題は国家軸に関する課題」「国がもう一歩前に出て答えを出していくことを求めていく」と訴える。

中道改革連合 大串博志候補:
「武雄温泉から長崎へのルートを開通して武雄温泉、嬉野温泉、経済に活気が出てきています。今、九州新幹線長崎ルートの今後の整備の問題に関しては私が思いますには、やはりこれは国家軸に関する課題なので、例えばそこを整備するための財源のあり方、これは法律にも絡みます。こういったことをどうするのか」

「あるいは並行在来線の走る自治体への支援をどうしていくのか。こういった問題を国家軸に関わるものなので国がもう一歩前に出て、前面に出て法律も含めて、スキームのあり方も含めて検討し、国がもう一歩前に出て答えを出していく。そういったことをまずしっかり求めていきたいと思います」
