12月4日に行われた仙台89ERSとベガルタ仙台、包装資材の総合商社である株式会社高速による共同記者会見。この3社が集まったワケは…。
仙台89ERS 志村雄彦社長
「スポーツを通じてですね、この環境への意識を高める」
3社合同で行なわれるのがケミカルリサイクル。
ケミカルリサイクルとは、プラスチック容器を原料に戻してから食品容器にして再利用することです。
ベガルタ仙台ではすでにホーム・ユアスタで実施していて、売店などで購入されたプラスチック容器を分別し回収。
「減容機」と呼ばれる機械で溶かして原料に戻す作業がスタジアム内で行われていました。
廃棄していたものを再利用する取り組みは「みやぎゼロカーボンアワード」優秀賞を受賞しています。
89ERSでは今週末の試合で同様の取り組みを行う予定で、今後、シーズン通しての実施を目指しているということです。
仙台89ERS 志村雄彦社長
「仙台・宮城の子たちが住みやすいような町づくりを、少しでも手助けできる活動だと信じてやっていきますので、この仙台の地から全国に向けて、新しいスタンダードを提供できればなと思います」