年齢に関わらず誰でもなりうる認知症についてです。宮城県は認知症について理解を深めてもらおうと、食事やお酒を楽しみながら、当事者などと交流するイベントを初めて企画しました。

認知症の当事者
「楽しみは歩くこと。毎日2時間…もう仕事ないから、遊び人だから…」

グラスを片手に世間話に花を咲かせる人たち…。

仙台市中心部の飲食店に集まったのは、認知症の当事者やその家族、医療、福祉に携わる人たちです。

「オレンジバル」と名付けられたこのイベントは、気軽に食事やお酒を楽しみながら、認知症について理解を深めようという取り組みで、県が初めて企画しました。

認知症であってもそうでなくても…。

認知症の当事者
「私は大好きなものがあるんですけど、何かと言うと…なんだっけ?歌です、歌です!」

参加した人たちは、それぞれの立場でコミュニケーションを深めていました。

参加した医療従事者
「楽しい日常のこととか、普段の話をする中で、当事者が認知症のこととか、自分の困っていることが少し出せればいいというような雰囲気だったので、楽しく過ごしている」

認知症の当事者
「やっぱりお話は楽しいなと思った、単純に」

仙台放送
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