愛媛県の中予地区で特殊詐欺の前ぶれの電話が4日までの2日間に14件確認され、警察は被害アラートを4日から1週間出しました。全てニセの警察官につながるケースと分析していて、注意を呼びかけています。
警察によりますと、特殊詐欺の前ぶれの電話は松山市で8件、東温市で4件、伊予市と松前町でぞれぞれ1件確認されました。
今回は9件がNTTの名前がつく会社を名乗り、ほかは日本郵便、総合通信局を装うケースもあったとしています。また9件で自動音声ガイダンスの電話、6件で国際電話の番号が使われていて、全てニセの警察官につながるケースと分析しています。
この手口では「電話が使えなくなる」「料金が未払い」などと言われたあと、警察官を装う犯人から事件の関与をでっち上げられ、資金調査を口実にされて現金の振り込みなどが要求されます。
警察は特殊詐欺被害アラートを4日から11日まで発令。相手が警察官を名乗っていても、金銭の話になれば詐欺を疑い、所属や名前を確認して一旦電話を切り、相手から伝えられた警察に番号を確認するよう呼びかけています。
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