愛媛県松山市のスーパーで今年8月にドアガラスが壊された事件で、消火器で叩き割った罪に問われている男2人は、何者かに依頼されて犯行に及んだことが、松山地裁で5日に開かれた裁判で明らかにされました。

この事件では、大阪府東大阪市に住む建築業の男(34)と建設作業員の男(35)が、松山市内のスーパーで今年8月4日午前0時頃、出入口のドアガラス2枚を消火器で叩き割った罪に問われています。

松山地裁では初公判が開かれ、2人は起訴内容について認めました。

検察はこの裁判で、建築業の男が氏名不詳の人から「店のガラスを消火器で割ってくれる人物を探している」と依頼を受け、知り合いの建設作業員の男を誘ったことを明らかにしました。

2人はこのあと、大阪府内で消火器2本や手袋などを購入し車で松山市に移動して犯行に及んだとしています。

また建築業の男が「保険金詐欺のための犯行と思った」「報酬は氏名不詳者から約50万円を受け取り、2人で分け合った」などと供述したことも示されました。

2人は追起訴が検討されていて、次の裁判は12月24日に開かれます。

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テレビ愛媛
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