トヨタ自動車は5日、TOYOTA GAZOO Racingの新型車「GR GT」「GR GT3」と、LEXUSのコンセプトカーを世界初公開した。
新型車の「GR GT」は、「公道を走るレーシングカー」がコンセプトで、新開発された4L V8ツインターボエンジンのハイブリッドシステムを搭載する。
低重心化をはかったほか、トヨタとして初めて、すべてアルミの骨格を採用するなど、軽量化にもこだわった。
「GR GT3」は、「GR GT」をベースに開発されたレーシングカーで、いずれも2027年頃の発売を目指す。
また、LEXUSはEVスポーツカーのコンセプトモデルとして、「Lexus LFA Concept」を発表した。
電動化の時代に、EVスポーツカーの実現を目指したもので、2010年に発売されたスポーツカー「LFA」の技術などを継承・進化させたという。
静岡県裾野市の「ウーブン・シティ」で開催された発表会には、豊田章男会長が登壇し、「仲間たちとクルマ作りをしながら、秘伝のたれを未来に残していきたい」「モリゾウはまだ止まれない。倒れるまで走り続ける」などと思いを語った。
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