愛媛県四国中央市で特産の赤石五葉松の盆栽が3日、ヨーロッパへの輸出に向け出発しました。
「赤石五葉松」は、県東部の赤石山系に古くから自生する五葉松から仕立てたブランド盆栽です。
四国中央市土居町の赤石五葉松輸出振興組合は、国内での需要が低迷する中、『盆栽』の人気が高いヨーロッパに、年に1回のペースで輸出していて、2025年で11年目となりました。
3日、組合では高さ10センチメートルほどの小さいものから2メートルを超える盆栽のほか、庭園に置く伊予青石など、約440点を輸送用のコンテナに積み込んでいきました。
積み込まれた盆栽は神戸港から12月9日に出航し、2か月かけてスペインに到着。オランダやフランスなどの代理店を通じて販売される予定で、日本での販売される5倍から10倍の高値で取引されるということです。
赤石五葉松輸出振興組合・森高準一会長:
「日本人の古来から求めてきたものづくりを、少しは(ヨーロッパの人に)共有いただけて楽しんでいただけると思っています」
赤石五葉松はYouTubeチャンネルを通じても人気が高まっていて、今後ルーマニアや北欧諸国にも販路が広がる見通しということです。
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