大分県産イチゴの旬入り宣言式が5日朝、大分市で行われました。
つややかで真っ赤なイチゴ。県産ブランドの「ベリーツ」です。
「ベリーツ」などの県産イチゴはこれからの時季、クリスマスのお菓子用や年末の贈答品などとして需要が高まります。
こうした中、大分市で5日朝、県産イチゴの旬入り宣言式が行われました。
2025年は記録的な暑さの影響もあり、生産者は栽培に苦労したそうですが、秋以降は天候に恵まれたため、いい出来に仕上がっているということです。
◆県いちご販売強化対策協議会中原良祐会長
「5月、6月まで(出荷は)続くのでフルにイチゴの味を感じてほしい」
式の後のセリでは「ベリーツ」の1箱12粒入りが最高27万円で競り落とされていました。
県産イチゴは2025年度、県内のほか関西などに向けて2024年度より1割多い1260トンの出荷が見込まれています。