大分県大分市中心部に新たな施設が誕生した。JR大分駅前に貸会議室大手TKPが運営するアパホテルが3日オープンし、記念のセレモニーが開かれた。
12階建て255室「アパホテル大分駅前」オープン
大分市中心部にオープンしたのはビジネスホテルの「アパホテル大分駅前」。
大分駅から徒歩1分の場所に建設され12階建てで255室を備えている。
最上階には大浴場もあり、露天風呂では別府市から運んだ温泉を楽しむことができる。

大分トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」の特別室も
大分トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」をテーマにした特別な客室も用意されている。
部屋には約80センチのぬいぐるみが。
床もスタジアムの芝生をモチーフにした特別仕様となっている。

屋上にはバーも設備
さらに屋上にはビジネスホテルでは珍しいバーが設けられている。
ホテルを運営する貸会議室大手TKPの河野社長こだわりの設備で、宿泊客以外も雰囲気のある空間でお酒を楽しめるという。

約半数は「2人用」の部屋
また、アパホテル大分駅前はビジネスと観光客双方の需要を取り込もうと、約半数は2人用の部屋だという。
TKPの河野貴輝社長は「観光でぜひ使ってもらいたい。 別府がオーバーツーリズムだというならば別府、大分間電車で10分でいけるわけですから、大分駅前に泊まってもらって観光地である別府に行ってもらえば」と話している。

TKPは2025年10月、ホテルの隣にコワーキングスペースや貸し会議室を備えた複合施設をオープンさせていて、こうした施設などとホテルを連携していきたい考えだ。
大分駅前では、ほかにタワーマンションの建設も進んでいて、今後も駅前の姿はさらに変化しそうだ。

