冬を迎え、感染症の流行拡大により減少している献血への協力を呼びかけようと、献血した人に贈られる「健結御守」の祈とうが12月4日、岡山市の最上稲荷で行われました。

岡山市北区の最上稲荷では献血した人の健康を結ぶという願いが込められた「健結御守」1500個が用意され、僧侶が祈とうしました。

「健結御守」は最上稲荷が2020年から毎年、岡山県赤十字血液センターに寄贈しています。血液センターによりますと2025年はインフルエンザの流行で献血する人が減り、血液の確保が難しくなっているということです。

(岡山県赤十字血液センター 池田和眞所長)
「献血をしてもらうのは厳しい状況だが、この(御守)をきっかけに献血に注意を向けてもらえれば」

「健結御守」は12月17日から1月3日まで、岡山市北区にある2つの献血ルームや県内を巡る移動献血バスで配られます。

岡山放送
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