12月5日鳥取市保健所は、鳥取市内に住む成人2人がニラと間違えてスイセンを食べ食中毒になったことを発表しました。

鳥取市保健所によりますと、患者2人は11月28日、患者の家族が管理する畑からニラと間違えてスイセンを採取し12月3日の夕食で鍋の具材として食べたところ、約30分後に嘔吐や下痢の症状を訴え市内の病院を受診したということです。

翌日、病院から保健所に「嘔吐、下痢症状で来院した方がニラと間違えてスイセンを食べた可能性がある」と連絡があり保健所が調べた結果スイセンの葉を食べたことによる食中毒と判断しました。
患者2人はいずれも快方に向かっているということです。

鳥取市保健所管内のスイセンによる食中毒の発生は2018年4月以来です。

保健所によると、スイセンにはにおいがない一方、ニラには特有のにおいがあり、見た目だけで判断しないことや、食用と確実に判断できない植物は「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」よう注意を呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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