北海道・室蘭市の製鉄所で爆発があり、火は10時間以上燃え続けました。
炉の上部が吹き飛び、あたりに大量のがれきが散乱しています。
爆発があったのは、室蘭市にある日本製鉄の工場です。
1日午前1時ごろ、鉄を作る設備へ送り込む空気を加熱する「熱風炉」と呼ばれる装置で爆発がありました。
「熱風炉」は高さ40メートルほどで爆発により崩落していて、内部のレンガなどが周囲に散乱しました。
周辺からは火が上がり広範囲に燃え広がりましたが、10時間あまりたった午前11時半ごろ消し止められました。
けが人はいません。
「熱風炉」とつながる製造設備では9月にトラブルがあり、11月末に完全復旧したばかりで、工場側は爆発との関連などを調べています。