明治安田Ｊ２リーグは最終戦が１１月２９日に行われ、ＦＣ今治と愛媛ＦＣはともに敗れ、今シーズンを勝利で締めくくることができませんでした。
１０位のＦＣ今治は今シーズンの最終戦で３位のジェフユナイテッド千葉とアウェーで対戦。後半開始直後までに３ゴールも許してしまい、後半２７分に右サイドからの持井のクロスに横山がシュートを放つも相手キーパーに阻まれました。その後も失点を重ねて試合は０対５の大敗。有終の美を飾ることはできませんでした。
ＦＣ今治はＪ２初めての今シーズンを１１位で終了。Ｊ１昇格プレーオフ圏内６位の大宮までの勝ち点差が１０という位置でした。倉石圭二監督の来シーズンの続投を１１月３０日に発表しました。
倉石圭二監督：
「もう一回チームとしても個人としても見つめ直して、さらに今治を作ることを約束します。来季もあたたかな熱い応援をよろしくお願いします」
愛媛ＦＣは２度目のＪ３降格が決まっているなか、最終戦をアウェーで１２位の北海道コンサドーレ札幌と対戦。来シーズンの成長に繋げたい一戦だったものの、前半に１点、後半に２点を奪われてしまい０対３の完敗。今シーズンは３勝１３分け２２敗の最下位に終わり、１８位のロアッソ熊本・１９位のレノファ山口ＦＣとともにＪ３に降格します。青野慎也監督は今シーズン限りで退任します。
青野慎也監督：
「（サポーターたちを）どうにか笑顔にさせてあげたかったんですけど、それが叶わず残念。もう一回自分たちの足元を見つめ直して、愛媛ＦＣはどういうクラブか見つめ直して戦うべきだと感じました」
ＦＣ今治は来年こそＪ１へ、愛媛ＦＣは１年でＪ２復帰に向け覚悟を示すことを、サポーターたちは求めています。
Ｊリーグは来年から新たなシーズン期間に移行されます。来年２月から６月まで、Ｊ２とＪ３の合同で優勝を決める移行前の限定特別大会が開かれます。その後の８月に来シーズンが開幕し、再来年６月まで「秋春制」で試合が行われます。
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