広範囲に飛散したレンガなどの残骸。
大爆発の凄まじい威力の跡が上空からも見て取れます。
12月1日午前1時ごろ、北海道室蘭市にある日本製鉄の工場で爆発があり、周辺に燃え広がりました。
鉄を作る設備へ送り込む空気を加熱する「熱風炉」と呼ばれる装置で爆発があり、高さ40mほどの施設の上部が爆発により崩落し、内部のレンガなどが周囲に飛び散りました。
10時間以上経った午前11時30分ごろにようやく鎮火し、ケガ人はいませんでした。
「熱風炉」とつながる製造設備では9月にトラブルがあり、11月末に稼働が完全復旧したばかりで、工場側は爆発との関連などを調べています。