12月1日の北海道は急速に発達する低気圧の影響で、日本海側を中心に非常に強い風が吹いています。

 午後1時30分までに観測された最大瞬間風速は留萌地方の焼尻島で30.6メートル、留萌市で29.9メートルとなっていて、30地点で今年一番の暴風となっています。

 留萌市役所によりますと、鮮魚店の外壁がはがれて道路に落下したということです。

 消防によりますと、横2メートル、縦4メートルのモルタルの壁がはがれたとみられています。

 これまでに強風の被害によるケガ人は確認されていません。

 また留萌市役所によりますと、このほかにも「店舗の屋根がはがれそう」「空き家の外壁がはがれる」などの通報が数件入っているということです。

 暴風は夕方にかけて続く予想で、予想される最大瞬間風速は、日本海側の陸上・海上ともに30メートルとなっています。

 留萌地方と石狩北部は、夕方にかけて暴風に警戒が必要です。

北海道文化放送
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