宮城・大崎市で22日、運転中の車の前に突然イノシシ3匹が飛び出し、衝突する事故が発生した。ドライバーは修理費約12万円の被害に遭ったという。また、栃木・上三川町では15日、早朝に紅葉を見に行く夫婦の車の前に中央分離帯から大きなシカが飛び出し、避けきれずに衝突した。
イノシシと衝突しバンパーが破損
宮城・大崎市で22日午後6時半頃、仕事帰りで田んぼ沿いの道を走っていたドライバーのカメラが捉えたのは、突然飛び出してきたイノシシだ。
ギリギリで回避したと思った次の瞬間、さらに2匹が飛び出してきて衝突した。イノシシは衝撃でゴロゴロと転がっていく。
目撃者は「ブヒッ!と言いながら逃げていった。ショックだった。かなり衝撃が強かったので、これは修理費がいくらかかるかと」と話す。
ひび割れたバンパーは、修理費用は約12万円になるという。
シカと車が衝突も夫婦は観光を楽しむ
一方、栃木・日光市の上三川町の路上で15日午前5時半頃、紅葉を見に行こうと、早朝に出発した夫婦のカメラが捉えたのは、中央分離帯から飛び出してきたシカだ。
妻が「きょう2時に起きて…」と言うと同時にシカが飛び出し、夫が「ああっ!!」と驚きの声を上げた。あまりに突然のことに、避けることができず衝突した。
目撃者は「バゴーン!という感じ。(体長は)大きかった。車の幅ぐらいはあった」と話している。
シカは衝突直後、道路の外に逃げたとみられる。
目撃者によると、衝突の影響で車から煙が出て走行不能になり、警察に連絡してレッカー車を呼んだという。
もみじ狩りを楽しみにしていた夫婦は「タクシーで宇都宮まで行って、ギョーザを食べて帰った。近くの公園で紅葉の写真も撮った」と無事観光を楽しんだ様子だ。
(「イット!」11月28日放送より)
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