明治安田J2リーグのV・ファーレン長崎は、29日徳島ヴォルティスとの最終節を引き分け、2位で8年ぶりのJ1昇格を決めた。選手たちは1000本のシャンパンでJ1昇格を祝った。30日午後3時から選手たちがピーススタジアムで凱旋する無料イベントが緊急開催だ。
「来年はJ1で長崎旋風を」
敵地・徳島から大阪へ移動したV・ファーレン長崎の選手たち。J1昇格をシャンパン1000本で祝った。
祝賀会に臨んだ選手スタッフ60人は、シャンパンを全身に浴び、J1昇格をかみしめた。
山口蛍主将は「俺は本当は優勝したかった。だからめちゃ悔しい。でも最低限J1に昇格できたので、来年はJ1で長崎旋風を起こしましょう」と、力強く決意を語った。
先制されるも追いつき、守護神がビッグセーブ!
サッカーJ2リーグは優勝もJ1昇格チーム決まらないまま、もつれにもつれて29日の最終節を迎えた。
V・ファーレンは前節のホーム最終戦で水戸を破って首位に返り咲き、4位徳島との対戦となった。
敵地にも関わらず大勢のサポーターが詰めかけた。
首位のV・ファーレンは、勝てばJ2優勝、引き分けでも昇格が決まるが、前半は相手にボールを支配され、苦しい展開に。
前半41分にはコーナーキックの流れから徳島に先制を許す。シュートを1本も打てないまま前半を終える。
他会場で2位水戸は試合は動かず、3位千葉はリードし、V・ファーレンはこのままだと自動昇格を逃す可能性が出てきた。
後半、選手交代で流れを変えた。
後半23分、途中出場の笠柳がドリブルで侵入し、グラウンダーのクロスを送ると翁長が流し込んで同点!昇格を自力で引き寄せる。
最後は守護神・後藤がファインセーブを見せ、1-1で試合終了。
水戸にJ2優勝を譲ったが、2位でフィニッシュ。8年ぶりのJ1昇格を決めた。
「オール長崎」でJ1昇格つかむ
長崎県内でも6カ所でパブリックビューイングが行われ、「オール長崎」で喜びを分かち合った。
会場のひとつ、長崎市役所は開場前に人だかりができ、急遽抽選になるほどの盛り上がりをみせた。
J1昇格を決めると歓声が沸き起こり「信じていました。感無量です」「3年前はプレーオフをあと少しで逃した。去年は仙台戦で負けた。逃した年数を考えると、昇格はことし1年だけのものではない」などと話し、オール長崎で勝ち取った昇格を喜び合った。
長崎の街はお祝いムード
8年ぶりのJ1昇格で、長崎の街はすでにお祝いムードだ。
「昇格おめでとう」の装飾も施されている。複合商業施設のアミュプラザ長崎は30日から12月7日まで各店舗で「J1昇格おめでとうフェア」を開催。浜屋百貨店は30日から12月3日まで、「J1昇格記念セール」を実施。
街のあちこちでポイントアップやメニューの無料提供などが予定され、喜びに沸いている。
30日は無料イベント!「凱旋報告会」
V・ファーレン長崎は、地元長崎の長崎スタジアムシティ・ピーススタジアムで30日に「凱旋報告会」を行う。誰でも無料で参加できる昇格を祝うイベントだ。午後2時15分から受付開始、午後3時から3時30分まで。
J1昇格を決めたV・ファーレン長崎は、30日午後3時から、長崎スタジアムシティのピーススタジアムで凱旋報告会を行う。チームからは高木監督と選手全員が参加し、選手や監督の挨拶、集合写真撮影が予定されている。
また長崎スタジアムシティでは、30日から12月14日まで「J1昇格 感謝祭」を開催。「オール長崎」で勝ち取った昇格を祝い、お得な企画満載の15日間だという。
長崎はV・ファーレン長崎の悲願のJ1昇格で、大盛り上がりの師走となりそうだ。
(テレビ長崎)
