米軍関係者による性暴力事件の根絶を目指す女性団体は池田副知事と面談し、事件が起きた際に、県などへの24時間以内の通報の義務化について政府に働きかけるよう求めました。

フェミブリッジ沖縄のメンバーは、米軍関係者による性暴力事件が発生した際、24時間以内に沖縄県や関係市町村へ通報を義務付けることなど9項目からなる要請書を防衛省や外務省に直接手渡した事を報告しました。

24時間以内の通報を義務づけることについては、容疑者が基地内や県外に逃亡することを防ぐことや、被害者支援に早期に取り組むためとして、県からも政府に対し、改善を働きかけるよう求めました。

フェミブリッジ沖縄 島袋ひろえさん:
私達の方からも具体的に提案しないことには一歩も進まないということが今までの状況からもわかっているので、その姿勢でぜひ県の取り組んでいただきたいと思います

池田副知事は、通報体制の見直しについて県も要請していることや、国内の法律が適用されない日米地位協定が様々な問題の根底にあると述べ、県議会などと連携して政府に求めていくと説明しました。

沖縄テレビ
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